2.11.2.3. ネットワークおよびコンピュートノード用ネットワークの設定
ノードを外部ネットワークに接続し、インスタンスが外部ネットワークと直接通信できるようにするには、ネットワークノードおよびコンピュートノードで以下の手順を実施します。
1. 外部ネットワークのブリッジ (br-ex) を作成して、関連付けたポート(eth1) を追加します。
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-br-ex に外部ネットワークのブリッジを作成します。
DEVICE=br-ex TYPE=OVSBridge DEVICETYPE=ovs ONBOOT=yes NM_CONTROLLED=no BOOTPROTO=none
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth1 で eth1
が br-ex
に接続するように設定します。
DEVICE=eth1 TYPE=OVSPort DEVICETYPE=ovs OVS_BRIDGE=br-ex ONBOOT=yes NM_CONTROLLED=no BOOTPROTO=none
ノードを再起動するか、ネットワークサービスを再起動して、変更を適用します。
2. /etc/neutron/plugins/ml2/openvswitch_agent.ini で物理ネットワークを設定して、ブリッジをその物理ネットワークにマッピングします。
bridge_mappings = physnet1:br-ex
ブリッジマッピングについての詳しい情報は、「11章ブリッジマッピングの設定」を参照してください。
3. ネットワークノードとコンピュートノードの両方で neutron-openvswitch-agent サービスを再起動して、変更を適用します。
systemctl restart neutron-openvswitch-agent