3.2. 高度なネットワークの作成
管理者は、管理 の画面からネットワークを作成する際に高度なネットワークオプションを使用することができます。テナントを指定し使用するネットワーク種別を定義するには、これらのオプションを使用します。
高度なネットワークを作成するには、以下の手順を実施します。
- Dashboard で、管理 > ネットワーク > ネットワーク > +ネットワークの作成 > プロジェクト を選択します。
- プロジェクト ドロップダウンリストを使用して、新規ネットワークをホストするプロジェクトを選択します。
プロバイダーネットワーク種別 でオプションを確認します。
- ローカル: トラフィックはローカルの Compute ホストに残り、実質的には外部のネットワークから分離されます。
- フラット: トラフィックは単一のネットワーク上に残り、ホストと共有することも可能となります。VLAN タグ付けやその他のネットワーク分離は行われません。
- VLAN: 物理ネットワークに存在する VLAN に対応した VLAN ID を使用してネットワークを作成します。このオプションを選択すると、インスタンスは同じレイヤー 2 VLAN 上のシステムと通信することができます。
- GRE: 複数のノードにまたがるネットワークオーバーレイを使用して、インスタンス間のプライベート通信を行います。オーバーレイの外部に送信されるトラフィックは、ルーティングする必要があります。
- VXLAN: GRE と同様に、複数のノードにまたがるネットワークオーバーレイを使用して、インスタンス間のプライベート通信を行います。オーバーレイの外部に送信されるトラフィックは、ルーティングする必要があります。
Create Network をクリックします。
プロジェクトのネットワークトポロジーをチェックして、ネットワークが適切に作成されたことを確認します。