8.6.9. Juniper EX シリーズスイッチでの MTU の設定
以下の例では、Juniper EX4200 スイッチでジャンボフレームを有効にします。
MTU 値の計算は、Juniper と Cisco のどちらのデバイスを使用しているかによって異なります。たとえば、Juniper の 9216
は、Cisco の 9202
に相当します。追加のバイトが L2 ヘッダーに使用され、Cisco はこれを指定された MTU 値に自動的に追加しますが、Juniper を使用する場合には、使用可能な MTU は指定値よりも 14 バイト少なくなります。したがって、VLAN で MTU 値 9000
をサポートするには、Juniper で MTU 値を 9014
に設定する必要があります。
Juniper EX シリーズスイッチの場合は、インターフェースごとに MTU の設定を実行します。以下のコマンドは、
ge-1/0/14
およびge-1/0/15
ポート上のジャンボフレームを設定します。set interfaces ge-1/0/14 mtu 9216 set interfaces ge-1/0/15 mtu 9216
set interfaces ge-1/0/14 mtu 9216 set interfaces ge-1/0/15 mtu 9216
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コマンドを実行して変更を保存するのを忘れないようにしてください。LACP アグリゲートを使用する場合には、メンバーの NIC ではなく、そのアグリゲートで MTU サイズを設定する必要があります。たとえば、以下のコマンドを実行すると、ae1 アグリゲートの MTU サイズが設定されます。
set interfaces ae1 mtu 9216
set interfaces ae1 mtu 9216
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