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20.4. レイヤー 3 高可用性 (HA) におけるテナントの留意事項

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レイヤー 3 高可用性 (HA) 設定はバックエンドで行われており、テナントがそれを認識することはありません。通常通り、テナントは仮想ルーターの作成/管理を続けることができます。ただし、レイヤー 3 HA の実装を設計する場合に留意すべき制限事項があります。

  • レイヤー 3 HA がサポートする仮想ルーターの数は、テナントごとに最大で 255 個です。
  • 内部の VRRP メッセージは、個別の内部ネットワーク内でトランスポートされ、プロジェクトごとに自動的にこれらのメッセージが作成されます。このプロセスは、ユーザーが意識すること無く行われます。
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