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8.6. エクスポートの追跡

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複数の Satellite Server にコンテンツをインポートする場合、--destination-server オプションは、エクスポートしたコンテンツと場所を追跡する際に特に便利です。

このフラグを使用して、エクスポートする Satellite Server が特定のサーバーでコンテンツを追跡できるようにします。--destination-server オプションは、コンテンツのインポート先サーバーを指定します。以下の例では、--destination-server=mirror1 を使用してコンテンツを mirror1 にエクスポートします。アーカイブは、Satellite Server のエクスポートで作成されます。ただし、各エクスポートのレコードも維持されます。これは、増分エクスポート時に非常に便利です。

# hammer content-export complete version \
--content-view=view --version=1.0 \
--organization=export-21527 \
--destination-server=mirror1

増分エクスポート

完全なバージョンのエクスポートは、ストレージ領域およびリソースにとって非常にコストのかかる操作となる可能性があります。複数の Red Hat Enterprise Linux ツリーを持つコンテンツビューのバージョンは、Satellite Server で数ギガバイトの領域を占める可能性があります。

増分エクスポート 機能を使用して、インフラストラクチャーへの要求を軽減することができます。増分エクスポート は、以前にエクスポートしたバージョンから変更されたコンテンツのみをエクスポートします。通常、増分変更は完全なエクスポートよりも小さいです。以下の例では、バージョン 1.0 がすでにエクスポートされているため、コマンドがエクスポートするのはバージョン 2.0 になります。増分エクスポートを使用するには、次の手順を実行します。

# hammer content-export incremental version \
 --content-view=view \
 --version=2.0 \
 --organization=export-21527

# ls -lh /var/lib/pulp/exports/export-21527/view/2.0/2021-02-25T21-45-34-00-00/
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