3.8. 起動方法の選択
Red Hat Enterprise Linux を起動するには、いくつかの方法を使用できます。
DVD からインストールするには、Red Hat Enterprise Linux 製品を購入し、Red Hat Enterprise Linux 6.9 DVD があり、それからの起動に対応するシステムに DVD ドライブが必要です。インストール DVD の作成方法については、2章メディアの作成 を参照してください。
DVD/CD-ROM ドライブからの起動を可能にするには、BIOS を変更する必要がある場合があります。BIOS の変更に関する詳細は、「x86、AMD64、および Intel 64 システムでのインストールプログラムの起動」 を参照してください。
インストール DVD から起動する以外に、起動可能な CD または USB フラッシュドライブの形式で 最小限の起動メディア から Red Hat Enterprise Linux インストールプログラムを起動することもできます。最小限の起動メディアを使用してシステムを起動したら、ローカルのハードドライブやネットワーク上の場所など、別のインストールソースからのインストールを完了します。ブート CD および USB フラッシュドライブの作成方法については、「最小ブートメディアの作成」 を参照してください。
最後に、PXE ( preboot execution environment )サーバーからネットワーク経由でインストーラーを起動できます。30章インストールサーバーのセットアップ を参照してください。システムを起動した後、ローカルのハードドライブやネットワーク上の場所など、別のインストールソースからインストールを完了します。