11.3. インストールツール
IBM Installation Toolkit は、Linux のインストールを迅速化するオプションのツールで、特に Linux に精通していない場合に役立ちます。IBM Installation Toolkit で以下のアクションを行います。[5]
- 仮想化されていない Power Systems サーバーに Linux をインストールして設定します。
- 論理パーティション (LPAR、仮想化サーバーとも呼ばれる) を設定済みのサーバーに Linux のインストールと設定を行います。
- 新しい Linux システムまたは既にインストール済みの Linux システムに IBM サービスと生産性ツールをインストールします。IBM サービスと生産性ツールには動的な論理パーティション (DLPAR) ユーティリティーが含まれています。
- Power Systems サーバーでシステムのファームウェアレベルをアップグレードします。
- 既にインストール済みのシステムで診断またはメンテナーンスを行います。
- LAMP サーバー(ソフトウェアスタック)およびアプリケーションデータを System x から System p システムに移行します。LAMP サーバーは、オープンソースソフトウェアのバンドルです。LAMP は、Linux、Apache HTTP Server、MySQL リレーショナルデータベース、PHP (Perl または Python)スクリプト言語用の頭字語です。
IBM Installation Toolkit for PowerLinux のドキュメントについては、Linux Information Center ( http://pic.dhe.ibm.com/infocenter/lnxinfo/v3r0m0/index.jsp?topic=%2Fliaan%2Fpowerpack.htm)を参照してください。
PowerLinux サービスと生産性ツールはオプションのツールセットです。ハードウェアサービス診断支援ツール、生産性ツール、インストール支援ツール、および POWER7、POWER6、POWER5、POWER4 をベースとした IBM サーバーへの Linux OS インストール支援ツールなどが含まれています。
サービスおよび生産性ツールに関するドキュメントは、Linux Information Center ( http://pic.dhe.ibm.com/infocenter/lnxinfo/v3r0m0/index.jsp?topic=%2Fliaau%2Fliaauraskickoff.htm)を参照してください。
[5]
このセクションの一部は、IBM の Linux 情報で IBM システム リソースの http://pic.dhe.ibm.com/infocenter/lnxinfo/v3r0m0/index.jsp?topic=%2Fliaay%2Ftools_overview.htmで公開されていました。