9.2. グラフィカルインストールプログラムのユーザーインターフェイス
前に グラフィカルユーザーインターフェイス(GUI) を使用した場合は、このプロセスをすでに理解しているので、マウスを使って画面を移動したり、ボタンをクリックしたり、テキストフィールドに入力したりします。
キーボードを使用して、インストールに移動することもできます。Tab キーを使用すると、画面内を移動してリストをスクロールできます。+ キーと - キーはリストを展開および折りたたむことができます。一方、Space および Enter は強調表示された項目を選択または削除します。また、Alt+X キーコマンドの組み合わせをボタンをクリックして選択したり、他の画面を選択したりすることもできます。X は、その画面に表示される改行文字に置き換えられます。
注記
x86、AMD64、または Intel 64 システムを使用し、GUI インストールプログラムを使用しない場合は、テキストモードのインストールプログラムも利用できます。テキストモードのインストールプログラムを起動するには、
boot:
プロンプトで以下のコマンドを使用します。
linux text
Red Hat Enterprise Linux ブートメニューと、テキストモードのインストール手順の概要については、「ブートメニュー」 を参照してください。「テキストモードのインストールプログラムユーザーインターフェイス」
GUI インストールプログラムを使用してインストールを行うことが強く推奨されます。GUI インストールプログラムは、テキストモードのインストール時に利用できない LVM 設定など、Red Hat Enterprise Linux インストールプログラムの完全な機能を提供します。
テキストモードのインストールプログラムを使用する必要があるユーザーは、GUI インストールの指示に従い、必要な情報をすべて取得できます。
9.2.1. インストール中にスクリーンショット
Anaconda では、インストールプロセス時にスクリーンショットを取ることができます。インストール時にいつでも Shift+Print Screen と anaconda を押して、スクリーンショットを
/root/anaconda-screenshots
に保存します。
キックスタートインストールを実行している場合は、
autostep --autoscreenshot
オプションを使用して、インストールの各ステップのスクリーンショットを自動的に生成します。キックスタートファイルの設定に関する詳細は、「キックスタートファイルの作成」 を参照してください。