9.8. タイムゾーンの設定
お使いのコンピューターの物理的な場所に最も近い都市を選択して、タイムゾーンを設定します。地図をクリックして、世界の特定の地理的地域に拡大します。
システムクロックの精度を維持するために NTP (Network Time Protocol) を使用する予定であっても、タイムゾーンを指定してください。
ここから、タイムゾーンを選択する方法は 2 つあります。
- マウスを使ってインタラクティブマップをクリックして、特定の都市を選択します(黄色のドットで表示)。選択したことを示す赤い X が表示されます。
- また、画面の下部にあるリストをスクロールしてタイムゾーンを選択することもできます。マウスを使って場所をクリックし、選択内容を強調表示します。
Red Hat Enterprise Linux がコンピューター上で唯一のオペレーティングシステムである場合は、システム クロックに UTC を使用 します。システムクロックは、コンピューターシステムのハードウェアの一部です。Red Hat Enterprise Linux は timezone 設定を使用して、システムクロックのローカル時間と UTC の間のオフセットを決定します。この動作は、UNIX、Linux、および同様のオペレーティングシステムを使用するシステムの標準です。
警告
マシンでも Microsoft Windows を実行している場合 は、システムクロックで UTC オプションを有効にしないでください。Microsoft オペレーティングシステムは、UTC ではなくローカルタイムに一致するように BIOS クロックを変更します。これにより、Red Hat Enterprise Linux で予期しない動作が発生する可能性があります。
注記
インストール完了後にタイムゾーン設定を変更するには、Time and Date Properties Tool を使用します。
シェルプロンプトで system-config-date コマンドを入力して、日付と時刻のプロパティーツールを起動します。root でない場合は、続行するために root パスワードを求めるプロンプトが表示されます。