16.3. Linux 仮想コンソールに関する注記
この情報は、コンソールとしてビデオカードを使用するパーティション化されていないシステム p システムのユーザーにのみ適用されます。パーティション化されたシステム p システムのユーザーは、「HMC vterm の使用」 をスキップする必要があります。
Red Hat Enterprise Linux インストールプログラムでは、インストールプロセスのダイアログボックスが多く提供されます。いくつかの診断メッセージを利用できます。また、シェルプロンプトからコマンドを入力することもできます。インストールプログラムは、これらのメッセージを 5 つの 仮想コンソール に表示されます。その中で、1 つのキーストロークの組み合わせを使用して切り替えることができます。
仮想コンソールは、非グラフィカル環境のシェルプロンプトで、リモートではなく物理マシンからアクセスします。複数の仮想コンソールを同時にアクセスできます。
これらの仮想コンソールは、Red Hat Enterprise Linux のインストール中に問題が発生した場合に役に立ちます。インストールまたはシステムコンソールに表示されるメッセージは、問題の特定に役立ちます。仮想コンソール、それらへの切り替えに使用するキーストローク、その内容の一覧は、表16.1「コンソール、キーストローク、およびコンテンツ」 を参照してください。
通常、インストール問題を診断しようとしない限り、グラフィカルインストールにはデフォルトのコンソール(仮想コンソール #6)のままにする理由はありません。
console | キーストローク | コンテンツ |
---|---|---|
1 | Ctrl+alt+f1 | インストールダイアログ |
2 | Ctrl+alt+f2 | シェルプロンプト |
3 | Ctrl+alt+f3 | ログのインストール(インストールプログラムからのメッセージ) |
4 | Ctrl+alt+f4 | システム関連のメッセージ |
5 | Ctrl+alt+f5 | その他のメッセージ |
6 | Ctrl+alt+f6 | X グラフィカルディスプレイ |