31.3.2. キックスタートに関する注意点
ターゲットシステムがネットワーク経由で起動する場合も、VNC は引き続き利用できます。vnc コマンドをシステムのキックスタートファイルに追加します。VNC ビューアーを使用してターゲットシステムに接続し、インストールの進捗を監視できます。使用するアドレスは、システムがキックスタートファイルを介して設定されるアドレスです。
ターゲットシステムに DHCP を使用している場合は、逆の vncconnect メソッドの方が適している可能性があります。vnc ブートパラメーターをキックスタートファイルに追加するのではなく、vncconnect=HOST パラメーターをターゲットシステムの起動引数の一覧に追加します。HOST には、VNC ビューアーシステムの IP アドレスまたは DNS ホスト名を追加します。vncconnect モードの使用に関する詳細は、次のセクションを参照してください。