第2章 メディアの作成
このセクションで説明する方法を使用して、次のタイプのインストールおよび起動用メディアを作成します。
- インストール DVD
- インストーラーを起動できる最小限の起動 CD または DVD
- インストーラーを起動する USB フラッシュドライブ
2.1. インストール DVD の作成
コンピューターの CD または DVD 書き込みソフトウェアを使用して、インストール DVD を作成できます。
まず搭載されているディスク書き込みソフトウェアでイメージファイルをディスクに書き込みことができるかどうか確認してください。ほとんどのソフトウェアで行うことができるはずですが、例外となるソフトウェアも存在します。特に、Windows XP と Windows Vista に搭載されているディスク書き込み機能では DVD への書き込みはできません。また、Windows XP および Windows Vista より旧式の Windows オペレーティングシステムの場合はディスクへの書き込み機能がデフォルトでは搭載されていません。したがって、Windows 7 より前にコンピューターに Windows オペレーティングシステムがインストールされている場合は、このタスク用に別のソフトウェアが必要になります。Nero Burning ROM や Roxio Creator などの書き込みソフトウェアは Windows 対応で一般的なソフトウェアになるため、お使いのコンピューターにすでにインストールされている場合もあります。
Linux 用の最も広く使用されているディスク書き込みソフトウェア( Brasero や K3b など)には、ISO イメージファイルからディスクを書き込む機能が組み込まれています。
ISO イメージファイルから DVD を作成する手順は、インストールされているオペレーティングシステムやディスク書き込みソフトウェアに応じて、コンピューターごとに大きく異なります。DVD への書き込みに関する詳細情報は、お使いのソフトウェア書き込みのドキュメントを参照してください。