6.12. ML2/OVN のロギングモードの設定
追加のトラブルシューティング情報を取得するために、ML2/OVN ロギングを debug モードに設定します。追加のデバッグ情報が必要ない場合は、ロギングを info モードに戻して、ディスク領域の使用量を減らします。
前提条件
- デフォルトのメカニズムドライバーとして ML2/OVN を使用する Red Hat OpenStack Platform のデプロイメント
手順
ロギングモードを設定する Controller または Compute ノードに、OVN コンテナーにアクセスするために必要な権限を持つユーザーとしてログインします。
例
$ ssh heat-admin@controller-0.ctlplane
ML2/OVN ロギングモードを設定します。
- デバッグロギングモード
$ sudo podman exec -it ovn_controller ovn-appctl -t ovn-controller vlog/set dbg
- 情報ロギングモード
$ sudo podman exec -it ovn_controller ovn-appctl -t ovn-controller vlog/set info
検証
ovn-controller
コンテナーログにデバッグメッセージが含まれていることを確認します。$ sudo grep DBG /var/log/containers/openvswitch/ovn-controller.log
出力例
文字列
|DBG|
を含む最近のログメッセージが表示されるはずです。2022-09-29T20:52:54.638Z|00170|vconn(ovn_pinctrl0)|DBG|unix:/var/run/openvswitch/br-int.mgmt: received: OFPT_ECHO_REQUEST (OF1.5) (xid=0x0): 0 bytes of payload 2022-09-29T20:52:54.638Z|00171|vconn(ovn_pinctrl0)|DBG|unix:/var/run/openvswitch/br-int.mgmt: sent (Success): OFPT_ECHO_REPLY (OF1.5) (xid=0x0): 0 bytes of payload
ovn-controller コンテナーログに次のような文字列が含まれていることを確認します。
...received request vlog/set["info"], id=0
関連情報