3.6. Kafka Bridge の設定
KafkaBridge
リソースの完全なスキーマは 「KafkaBridge
スキーマ参照」 に記載されています。指定の KafkaBridge
リソースに適用されたすべてのラベルは、Kafka Bridge クラスターを設定する OpenShift リソースにも適用されます。そのため、必要に応じてリソースにラベルが適用されるため便利です。
3.6.1. レプリカ
Kafka Bridge では複数のノードを実行できます。ノードの数は KafkaBridge
リソースで定義されます。複数のノードで Kafka Bridge を実行すると、可用性とスケーラビリティーが向上します。ただし、OpenShift で Kafka Bridge を実行する場合は、高可用性のために Kafka Bridge で複数のノードを実行する必要は全くありません。
Kafka Bridge がデプロイされたノードがクラッシュした場合、OpenShift によって Kafka Bridge Pod が別のノードに自動的に再スケジュールされます。クライアントのコンシューマーリクエストが異なる Kafka Bridge インスタンスによって処理された場合に発生する問題を防ぐには、アドレスベースのルーティングを利用して、要求が適切な Kafka Bridge インスタンスにルーティングされるようにする必要があります。また、独立した各 Kafka Bridge インスタンスにレプリカが必要です。Kafka Bridge インスタンスには、別のインスタンスと共有されない独自の状態があります。
3.6.1.1. ノード数の設定
Kafka Bridge ノードの数は、KafkaBridge.spec
の replicas
プロパティーを使用して設定されます。
前提条件
- OpenShift クラスター
- 稼働中の Cluster Operator
手順
KafkaBridge
リソースのreplicas
プロパティーを編集します。以下に例を示します。apiVersion: kafka.strimzi.io/v1alpha1 kind: KafkaBridge metadata: name: my-bridge spec: # ... replicas: 3 # ...
リソースを作成または更新します。
oc apply -f your-file