3.4.2.9. CPU およびメモリーリソース
reources.requests
および resources.limits
プロパティーを使用して、リソース要求および制限を設定します。
AMQ Streams では、デプロイされたコンテナーごとに特定のリソースを要求し、これらのリソースの最大消費を定義できます。
AMQ Streams では、以下のリソースタイプの要求および制限がサポートされます。
-
cpu
-
memory
AMQ Streams では、このようなリソースの指定に OpenShift の構文が使用されます。
OpenShift におけるコンピュートリソースの管理に関する詳細は、Managing Compute Resources for Containers を参照してください。
リソース要求
要求によって、指定のコンテナーに対して予約するリソースが指定されます。リソースを予約すると、リソースが常に利用できるようになります。
リソース要求が OpenShift クラスターで利用可能な空きリソースを超える場合、Pod はスケジュールされません。
1 つまたは複数のサポートされるリソースに対してリクエストを設定できます。
リソース制限
制限によって、指定のコンテナーが消費可能な最大リソースが指定されます。制限は予約されず、常に利用できるとは限りません。コンテナーは、リソースが利用できる場合のみ、制限以下のリソースを使用できます。リソース制限は、常にリソース要求よりも高くする必要があります。
1 つまたは複数のサポートされる制限に対してリソースを設定できます。
サポートされる CPU 形式
CPU の要求および制限は以下の形式でサポートされます。
-
整数値 (
5
) または少数 (2.5
) の CPU コアの数。 -
数値または ミリ CPU / ミリコア (
100m
)。1000 ミリコア は CPU コア1
つと同じです。
1 つの CPU コアのコンピューティング能力は、OpenShift がデプロイされたプラットフォームによって異なることがあります。
CPU 仕様の詳細は、Meaning of CPU を参照してください。
サポートされるメモリー形式
メモリー要求および制限は、メガバイト、ギガバイト、メビバイト、およびギビバイトで指定されます。
-
メモリーをメガバイトで指定するには、
M
接尾辞を使用します。たとえば、1000M
のように指定します。 -
メモリーをギガバイトで指定するには、
G
接尾辞を使用します。たとえば、1G
のように指定します。 -
メモリーをメビバイトで指定するには、
Mi
接尾辞を使用します。たとえば、1000Mi
のように指定します。 -
メモリーをギビバイトで指定するには、
Gi
接尾辞を使用します。たとえば、1Gi
のように指定します。
メモリーの指定およびサポートされるその他の単位に関する詳細は、Meaning of memory を参照してください。