3.3. Source2Image がサポートされる Kafka Connect クラスターの設定
KafkaConnectS2I
リソースの完全なスキーマは 「KafkaConnectS2I
スキーマ参照」 に記載されています。指定の KafkaConnectS2I
リソースに適用されたすべてのラベルは、Source2Image がサポートされる Kafka Connect クラスターを設定する OpenShift リソースにも適用されます。そのため、必要に応じてリソースにラベルが適用されるため便利です。
3.3.1. レプリカ
Kafka Connect クラスターは、1 つ以上のノードで設定されます。ノードの数は、KafkaConnect
および KafkaConnectS2I
リソースで定義されます。Kafka Connect クラスターを複数のノードで実行すると、可用性とスケーラビリティーが向上します。ただし、OpenShift で Kafka Connect を実行する場合は、高可用性のために Kafka Connect で複数のノードを実行する必要はありません。Kafka Connect がデプロイされたノードがクラッシュした場合、OpenShift によって Kafka Connect Pod が別のノードに自動的に再スケジュールされます。ただし、他のノードがすでに稼働しているため、Kafka Connect を複数のノードで実行すると、より高速なフェイルオーバーを実現できます。
3.3.1.1. ノード数の設定
Kafka Connect ノードの数は、KafkaConnect.spec
および KafkaConnectS2I.spec
の replicas
プロパティーを使用して設定されます。
前提条件
- OpenShift クラスター
- 稼働中の Cluster Operator
手順
KafkaConnect
またはKafkaConnectS2I
リソースのreplicas
プロパティーを編集します。以下に例を示します。apiVersion: kafka.strimzi.io/v1beta1 kind: KafkaConnectS2I metadata: name: my-cluster spec: # ... replicas: 3 # ...
リソースを作成または更新します。
oc apply
を使用して、これを行うことができます。oc apply -f your-file