3.6.5.3. Kafka Bridge HTTP の設定


Kafka Bridge HTTP の設定は、KafkaBridge.spec.http でプロパティーを使用して設定されます。

HTTP プロパティーは、Kafka クラスターへの HTTP アクセスを有効にする他に、CPRS (Cross-Origin Resource Sharing) により Kafka Bridge のアクセス制御を有効化または定義する機能を提供します。CORS は、複数のオリジンから指定のリソースにブラウザーでアクセスできるようにする HTTP メカニズムです。CORS を設定するには、許可されるリソースオリジンのリストと、それらにアクセスする HTTP メソッドを定義します。リクエストの追加の HTTP ヘッダーには Kafka クラスターへのアクセスが許可されるオリジンが記述 されています。

Kafka Bridge HTTP の設定例

apiVersion: kafka.strimzi.io/v1alpha1
kind: KafkaBridge
metadata:
  name: my-bridge
spec:
  # ...
  http:
    port: 8080 1
    cors:
      allowedOrigins: "https://strimzi.io" 2
      allowedMethods: "GET,POST,PUT,DELETE,OPTIONS,PATCH" 3
  # ...

1
8080 番ポートで Kafka Bridge をリッスンするデフォルトの HTTP 設定。
2
許可される CORS オリジンのコンマ区切りリスト。URL または Java 正規表現を使用できます。
3
CORS で許可される HTTP メソッドのコンマ区切りリスト。
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