3.9.4. 環境変数でのコンテナーのカスタマイズ


関連する template コンテナープロパティーを使用すると、コンテナーのカスタム環境変数を設定できます。以下の表は、各カスタムリソースの AMQ Streams コンテナーと、関連するテンプレート設定プロパティー (spec で定義) を示しています。

表3.1 コンテナー環境変数プロパティー
AMQ Streams 要素コンテナー設定プロパティー

Kafka

Kafka Broker

kafka.template.kafkaContainer.env

Kafka

Kafka Broker TLS Sidecar

kafka.template.tlsSidecarContainer.env

Kafka

Kafka Initialization

kafka.template.initContainer.env

Kafka

ZooKeeper Node

zookeeper.template.zookeeperContainer.env

Kafka

ZooKeeper TLS Sidecar

zookeeper.template.tlsSidecarContainer.env

Kafka

Topic Operator

entityOperator.template.topicOperatorContainer.env

Kafka

User Operator

entityOperator.template.userOperatorContainer.env

Kafka

Entity Operator TLS Sidecar

entityOperator.template.tlsSidecarContainer.env

KafkaConnect

Connect and ConnectS2I

template.connectContainer.env

KafkaMirrorMaker

MirrorMaker

template.mirrorMakerContainer.env

KafkaBridge

Bridge

template.bridgeContainer.env

環境変数は、env プロパティーで name および value フィールドのあるオブジェクトのリストとして定義されます。以下は、Kafka ブローカーコンテナーに設定された 2 つのカスタム環境変数の例になります。

# ...
kind: Kafka
spec:
    kafka:
        template:
            kafkaContainer:
                env:
                    - name: TEST_ENV_1
                      value: test.env.one
                    - name: TEST_ENV_2
                      value: test.env.two
# ...

KAFKA_ で始まる環境変数は AMQ Streams 内部となるため、使用しないようにしてください。AMQ Streams によってすでに使用されているカスタム環境変数を設定すると、その環境変数は無視され、警告がログに記録されます。

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