4.5. エクスパレーションの設定
Red Hat JBoss Data Grid では、エクスパレーションはエビクションと同様の方法で設定されます。
手順4.1 エクスパレーションの設定
エクスパレーションタグの追加
<expiration> タグを次のようにプロジェクトの <cache> タグに追加します。<expiration />
エクスパレーションのライフスパンの設定
エントリーがメモリーに留まる時間 (ミリ秒単位) を設定するためにlifespan
の値を設定します。以下はこのステップの例になります。<expiration lifespan="1000" />
最大アイドル時間の設定
エントリーが削除された後にアイドル (未使用) の状態のままにすることのできる時間 (ミリ秒単位) を設定します。無制限にするためのデフォルト値は-1
です。- ライブラリーモードで、
maxIdle
パラメーターを次のように設定します。<expiration lifespan="1000" maxIdle="1000" />
- リモートクライアントサーバーモードで、
max-idle
を次のように設定します。<expiration lifespan="1000" max-idle="1000" />
結果
キャッシュの実装用にエクスパレーションが設定されました。