39.3. プロトコルの相互運用性


Red Hat JBoss Data Grid のプロトコルの相互運用性により、raw バイト形式のデータへの、 C++ または Java などの各種プログラミング言語で書かれた REST、Memcacherd、ライブラリー、および Hot Rod などの各種のプロトコルを使った読み取り/書き込みアクセスを可能にします。
デフォルトで、各プロトコルはそのプロトコルの最も効率的な形式でデータを保存し、エントリーの取得時に変換が必要とならないようにします。このデータを複数のプロトコルからアクセスする必要がある場合、互換性モードは、共有されるキャッシュで有効にされる必要があります。
互換性モードの宣言的な有効化

compatibility 要素の marshaller パラメーターをカスタムマーシャラーに設定して互換性の変換を有効にします。この例は以下のようになります。

例39.1 互換性モードの有効化

<cache-container name="local" default-cache="default" statistics="true">
    <local-cache name="default" start="EAGER" statistics="true">
        <compatibility marshaller="com.example.CustomMarshaller"/>
    </local-cache>
</cache-container>
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