5.4.16.2. リニアデバイスの RAID デバイスへの変換
既存のリニア論理ボリュームを RAID デバイスに変換するには、
lvconvert コマンドの --type 引数を使用します。
以下のコマンドは、ボリュームグループ
my_vg 内のリニア論理ボリューム my_lv を 2 方向の RAID1 アレイに変換します。
# lvconvert --type raid1 -m 1 my_vg/my_lv
RAID 論理ボリュームはメタデータとデータサブボリュームのペアで構成されているため、リニアデバイスを RAID1 アレイに変換すると、新しいメタデータサブボリュームが作成され、リニアボリュームが存在する同じ物理ボリューム上の複製元の論理ボリュームに関連付けられます。メタデータ/データサブボリュームのペアにイメージが追加されます。例えば、複製元のデバイスは以下のとおりです。
# lvs -a -o name,copy_percent,devices my_vg
LV Copy% Devices
my_lv /dev/sde1(0)
2 方向の RAID1 アレイへの変換後、デバイスには以下のデータとメタデータサブボリュームのペアが含まれます。
# lvconvert --type raid1 -m 1 my_vg/my_lv
# lvs -a -o name,copy_percent,devices my_vg
LV Copy% Devices
my_lv 6.25 my_lv_rimage_0(0),my_lv_rimage_1(0)
[my_lv_rimage_0] /dev/sde1(0)
[my_lv_rimage_1] /dev/sdf1(1)
[my_lv_rmeta_0] /dev/sde1(256)
[my_lv_rmeta_1] /dev/sdf1(0)
複製元の論理ボリュームとペアのメタデータイメージを同じ物理ボリュームに配置できない場合、
lvconvert は失敗します。