第7章 LVM トラブルシューティング
この章では、様々な LVM 問題のトラブルシューティングについて説明します。
7.1. トラブルシューティング診断 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
コマンドが期待通りに機能しない場合は、以下の方法で診断情報を収集できます:
- 任意のコマンドに
-v、-vv、-vvv、-vvvvのいずれかの引数を使用して、出力の詳細レベルを徐々に高くしてゆくことができます - 問題が論理ボリュームのアクティブ化に関連している場合は、設定ファイルの「log」セクションで activation = 1 とセットして、
-vvvv引数を付けてコマンドを実行します。この出力を検証し終わった後には、このパラメーターを 0 にリセットして、低メモリー状況で起こり得るマシンのロッキング問題を回避します。 lvmdumpコマンドを実行すると、診断目的の情報ダンプを提供します。詳細はlvmdump(8) man ページでご覧ください。- 追加のシステム情報を得るには、
lvs -v、pvs -a、またはdmsetup info -cのコマンドを実行します。 /etc/lvm/backupファイル内の最後のメタデータバックアップと/etc/lvm/archiveファイル内のアーカイブバージョンを検証します。- Check the current configuration information by running the
lvmconfigcommand. - どのデバイスが物理ボリュームを持っているかの記録を調べるために
/etc/lvmディレクトリ内の.cacheファイルをチェックします。