3.3. LVM 論理ボリューム


LVM では、ボリュームグループは複数のボリュームに分割されます。LVM 論理ボリュームには 3つのタイプがあります。リニア (linear) ボリューム、 ストライプ化 (striped) ボリューム、および ミラー化 (mirrored) ボリュームです。これらについては、以下のセクションで説明します。

3.3.1. リニアボリューム

リニアボリュームは複数の物理ボリュームの領域を 1 つの論理ボリュームに統合します。例えば、60GB ディスクが 2 つある場合、120GB の論理ボリュームを作成できます。物理ストレージは連結されます。
リニアボリュームを作成すると、物理エクステントの範囲を順番に論理ボリュームの領域に割り当てることになります。例えば、図3.2「エクステントマッピング」 に示してあるように、1から 99 までの論理エクステントを1つの物理ボリュームにマッピングして、 100 から 198 までの論理エクステントを2番目の物理ボリュームにマッピングすることができます。アプリケーションの観点からは、デバイスには 198 のエクステントのサイズのデバイスが1つあることになります。

図3.2 エクステントマッピング

The physical volumes that make up a logical volume do not have to be the same size. 図3.3「サイズの異なる物理ボリュームを用いたリニアボリューム」 shows volume group VG1 with a physical extent size of 4MB. This volume group includes 2 physical volumes named PV1 and PV2. The physical volumes are divided into 4MB units, since that is the extent size. In this example, PV1 is 200 extents in size (800MB) and PV2 is 100 extents in size (400MB). You can create a linear volume any size between 1 and 300 extents (4MB to 1200MB). In this example, the linear volume named LV1 is 300 extents in size.

図3.3 サイズの異なる物理ボリュームを用いたリニアボリューム

物理エクステントのプールから希望のサイズのリニア論理ボリュームを複数設定することができます。図3.4「複数の論理ボリューム」 は、図3.3「サイズの異なる物理ボリュームを用いたリニアボリューム」 と同じボリュームグループを示していますが、この場合は、そのボリュームグループから 2 つの論理ボリュームが作り出されています。LV1 は 250 エクステントでサイズは 1000MB です。LV2 は 50 エクステントでサイズは 200MB です。

図3.4 複数の論理ボリューム

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