14.3. iproute2 を使用した IPVLAN デバイスの作成および設定


この手順では、iproute2 を使用して IPVLAN デバイスを設定する方法を説明します。

手順

  1. IPVLAN デバイスを作成するには、次のコマンドを実行します。

    # ip link add link <real_nic_device> name <ipvlan_device> type ipvlan mode l2

    ネットワークインターフェイスコントローラー (NIC) は、コンピューターをネットワークに接続するハードウェアコンポーネントです。

  2. IPv4 アドレスまたは IPv6 アドレスをインターフェイスに割り当てるには、次のコマンドを実行します。

    # ip addr add dev <ipvlan_device> <ip_address/subnet_mask_prefix>
  3. L3 モード または L3S モード の IPVLAN デバイスを設定する場合は、以下の設定を行います。

    1. リモートホストのリモートピアのネイバー設定を行います。

      # ip neigh add dev <peer_device> <ipvlan_device_IP_address> lladdr <mac_address>

      MAC_address は、IPVLAN デバイスのベースである実際の NIC の MAC アドレスになります。

    2. L3 モード の IPVLAN デバイスを設定する場合は、次のコマンドを実行します。

      # ip route add dev <real_nic_device> <peer_ip_address/32>

      L3S モード の場合は、次のコマンドを実行します。

      # ip route add dev <real_nic_device> <peer_ip_address>/32

      IP アドレスは、リモートピアのアドレスを使用します。

  4. IPVLAN デバイスをアクティブに設定するには、次のコマンドを実行します。

    # ip link set dev <ipvlan_device> up
  5. IPVLAN デバイスがアクティブであることを確認するには、リモートホストで次のコマンドを実行します。

    # ping <IP_address>

    IP_address には、IPVLAN デバイスの IP アドレスを使用します。

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