33.3. tc ユーティリティーを使用したネットワークインターフェイスの qdisc の検査
デフォルトでは、Red Hat Enterprise Linux システムは fq_codel
qdisc
を使用します。tc
ユーティリティーを使用して qdisc
カウンターを検査できます。
手順
オプション: 現在の
qdisc
を表示します。# tc qdisc show dev enp0s1
現在の
qdisc
カウンターを検査します。# tc -s qdisc show dev enp0s1 qdisc fq_codel 0: root refcnt 2 limit 10240p flows 1024 quantum 1514 target 5.0ms interval 100.0ms memory_limit 32Mb ecn Sent 1008193 bytes 5559 pkt (dropped 233, overlimits 55 requeues 77) backlog 0b 0p requeues 0
-
dropped
: すべてのキューが満杯であるため、パケットがドロップされる回数 -
overlimits
: 設定されたリンク容量が一杯になる回数 -
sent
: デキューの数
-