20.4. CPU Allocation
図20.6 CPU の割り当て
<domain> ... <vcpu placement='static' cpuset="1-4,^3,6" current="1">2</vcpu> ... </domain>
<cpu>
要素は、ゲスト仮想マシンのオペレーティングシステムに割り当てる仮想 CPU (vCPU) の最大数を定義します。この最大数は 1 から、ハイパーバイザーで対応している最大数までの間でなければなりません。この要素には、cpuset
属性を指定できます。属性は、ドメインプロセスおよび仮想 CPU をデフォルトで固定できる物理 CPU 番号のコンマ区切りのリストです。
ドメインプロセスおよび仮想 CPU のピン留めポリシーは、
cputune
属性を使用して個別に指定できることに注意してください。emulatorpin
属性が <cputune>
で指定されている場合、<vcpu>
で指定された cpuset
値は無視されます。
同様に、
vcpupin
に値を設定した仮想 CPU では、cpuset
設定が無視されます。vcpupin
が指定されていない仮想 CPU は、cpuset
で指定された物理 CPU に固定されます。cpuset
一覧の各要素は、単一の CPU 番号、CPU 番号の範囲、または前の範囲から除外される CPU 番号が後に続くキャレット (^) のいずれかになります。属性 current
を使用して、有効にする仮想 CPU の最大数より少ない数を指定することができます。
オプションの属性
placement
を使用して、ドメインプロセスの CPU 配置モードを指定できます。placement
は、static
または auto
のいずれかに設定できます。<vcpu placement='auto'>
を設定すると、システムは numad をクエリーし、<numatune>
タグで指定された設定を使用し、<vcpu>
の他の設定を無視します。<vcpu placement='static'>
を設定すると、システムは <numatune>
の設定ではなく、<vcpu placement>
タグで指定された設定を使用します。