20.16.9.2. LAN へのブリッジ
注記: 静的有線ネットワーク設定を使用するホスト物理マシンの一般的なゲスト仮想マシンの接続に推奨される設定設定です。
LAN へのブリッジは、ゲスト仮想マシンから LAN に直接ブリッジを提供します。ホスト物理マシン上にブリッジデバイスがあり、1 つ以上のホスト物理マシンの物理 NIC がスレーブであることを前提としています。ゲスト仮想マシンには、
<vnetN>
の名前で作成された関連する tun
デバイスがあります。これは <target>
要素 (「ターゲット要素の上書き」 を参照) で上書きすることもできます。<tun>
デバイスは、ブリッジにスレーブされます。IP 範囲/ネットワーク設定は、LAN で使用されるものです。これにより、物理マシンと同様に、ゲスト仮想マシンの完全な着信ネットアクセスと発信ネットアクセスが提供されます。
Linux システムでは、ブリッジデバイスは通常、標準的な Linux ホストの物理マシンブリッジです。Open vSwitch に対応するホストの物理マシンでは、インターフェイス定義に
virtualport type='openvswitch'/
を追加することで、Open vSwitch ブリッジデバイスに接続することもできます。Open vSwitch タイプ virtualport は、parameters
要素に 2 つのパラメーターを指定できます。1 つは、この特定のインターフェイスを Open vSwitch に固有に識別するために使用される標準の uuid であるinterfaceid
(指定しないと、インターフェイスの最初の定義時にランダムなinterfaceid
が生成されます) で、もう 1 つは Open vSwitch にインターフェイス<port-profile>
として送信されるオプションのprofileid
です。ブリッジを LAN 設定に設定するには、管理ツールを使用して、ドメイン XML の以下の部分を設定します。
図20.37 デバイス - ネットワークインターフェイス - LAN へのブリッジ
... <devices> ... <interface type='bridge'> <source bridge='br0'/> </interface> <interface type='bridge'> <source bridge='br1'/> <target dev='vnet7'/> <mac address="00:11:22:33:44:55"/> </interface> <interface type='bridge'> <source bridge='ovsbr'/> <virtualport type='openvswitch'> <parameters profileid='menial' interfaceid='09b11c53-8b5c-4eeb-8f00-d84eaa0aaa4f'/> </virtualport> </interface> ... </devices>