18.4. ルーティングモード
ルーティングモード を使用する場合は、仮想スイッチを、ホストマシンに接続された物理 LAN に接続し、NAT を使用せずにトラフィックをやり取りします。仮想スイッチは、すべてのトラフィックを調べ、ネットワークパケットに含まれる情報を使用して、ルーティングの決定を行うことができます。このモードを使用すると、仮想マシンはすべて自身のサブネットにあり、仮想スイッチを介してルーティングされます。物理ネットワーク上の他のホスト物理マシンが手動の物理ルーター設定なしで仮想マシンを認識しておらず、仮想マシンにアクセスできないため、この状況は必ずしも理想的ではありません。ルーティングモードは、OSI ネットワークモデルのレイヤー 3 で動作します。
図18.5 ルーティングモードの仮想ネットワークスイッチ