20.12. イベントの設定
ドメイン XML の以下のセクションを使用すると、さまざまなイベントで実行されるデフォルトのアクションを上書きできます。
図20.18 イベントの設定
<on_poweroff>destroy</on_poweroff> <on_reboot>restart</on_reboot> <on_crash>restart</on_crash> <on_lockfailure>poweroff</on_lockfailure>
以下の要素のコレクションでは、ゲスト仮想マシンの OS が、ライフサイクル操作をトリガーする場合にアクションを指定できます。一般的な使用例は、OS の初期インストールを行うときに、再起動を強制的に電源オフとして扱うことです。これにより、仮想マシンをインストール後の初回起動時に再設定できます。
ドメイン XML のこのセクションのコンポーネントは以下のとおりです。
状態 | 説明 |
---|---|
<on_poweroff> | ゲスト仮想マシンがパワーオフを要求した場合に実行するアクションを指定します。使用可能な引数は、以下の 4 つです。
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<on_reboot> | ゲスト仮想マシンが再起動を要求した場合に実行するアクションを指定します。使用可能な引数は、以下の 4 つです。
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<on_crash> | ゲスト仮想マシンがクラッシュした場合に実行するアクションを指定します。さらに、以下の追加アクションに対応します。
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<on_lockfailure> | ロックマネージャーがリソースロックを失ったときに実行するアクションを指定します。以下のアクションは、libvirt によって認識されますが、すべてが個々のロックマネージャーによってサポートされる必要はありません。アクションを指定しないと、各ロックマネージャーはデフォルトのアクションを実行します。以下の引数を使用できます。
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