14.6. ゲスト仮想マシンの設定ファイルの編集
dumpxml オプションを使用する代わりに (参照 「仮想マシンの XML ダンプの作成 (設定ファイル)」)、ゲスト仮想マシンは、実行中またはオフライン中に編集できます。virsh edit コマンドは、この機能を提供します。たとえば、
rhel6 という名前のゲスト仮想マシンを編集するには、以下を実行します。
virsh edit rhel6
# virsh edit rhel6
これにより、テキストエディターが開きます。デフォルトのテキストエディターは $EDITOR シェルパラメーターです (デフォルトでは vi に設定されています)。
14.6.1. KVM ゲスト仮想マシンへの複合 PCI デバイスの追加 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
このセクションでは、多機能 PCI デバイスを KVM ゲスト仮想マシンに追加する方法を示します。
- virsh edit [guestname] コマンドを実行して、ゲスト仮想マシンの XML 設定ファイルを編集します。
- アドレスタイプタグに、function='0x0' の multifunction='on' エントリーを追加します。これにより、ゲスト仮想マシンで多機能 PCI デバイスを使用できるようになります。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 2 つの機能を持つ PCI デバイスの場合は、XML 設定ファイルを修正して、最初のデバイスと同じスロット番号と、別の機能番号 (function='0x1' など) を持つ 2 番目のデバイスを追加します。以下に例を示します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - KVM ゲスト仮想マシンからの lspci 出力は次のことを示しています。
lspci
$ lspci 00:05.0 SCSI storage controller: Red Hat, Inc Virtio block device 00:05.1 SCSI storage controller: Red Hat, Inc Virtio block deviceCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow