8.10.4. 頻度、モード、および表示
frequency
属性は固定頻度を設定するために使用されます。Hz で測定されます。この属性は、name
要素に tsc
の値がある場合にのみ関連します。他のすべてのタイマーは固定周波数 (pit
、rtc
) で動作します。
mode
は、タイムソースがゲスト仮想マシンに公開される方法を決定します。この属性は、tsc
の name 値にのみ関係します。その他のタイマーは常にエミュレートされます。コマンドは以下のようになります。<timer name='tsc' frequency='NNN' mode='auto|native|emulate|smpsafe'/>モードの定義は表に記載されます。
値 | 説明 |
---|---|
auto | TSC が不安定である場合はネイティブで、ネイティブの TSC アクセスを許可します。 |
native | 常にネイティブ TSC アクセスを許可します。 |
エミュレート | 常に TSC をエミュレートします。 |
smpsafe | 常に TSC およびインロック SMP をエミュレートします。 |
present
は、ゲスト仮想マシンに表示されるデフォルトのタイマーセットを上書きするために使用されます。
値 | 説明 |
---|---|
はい | このタイマーがゲスト仮想マシンに表示されるよう強制します。 |
いいえ | このタイマーをゲスト仮想マシンに表示しないように強制します。 |