20.16.5. デバイスリース
ロックマネージャーを使用する場合は、ゲスト仮想マシンに対してデバイスリースを記録するオプションがあります。ロックマネージャーは、リースを取得できない限り、ゲスト仮想マシンを起動しないようにします。従来の管理ツールを使用して設定すると、ドメイン xml の以下のセクションが影響を受けます。
図20.27 デバイス - デバイスリース
... <devices> ... <lease> <lockspace>somearea</lockspace> <key>somekey</key> <target path='/some/lease/path' offset='1024'/> </lease> ... </devices> ...
lease
セクションには、以下の引数を指定できます。
lockspace
- 鍵が保持されているロック領域を識別する任意の文字列です。ロックマネージャーは、ロックスペース名の形式や長さに追加の制限を課す場合があります。key
- 取得するリースを一意に識別する任意の文字列。ロックマネージャーは、キーの形式や長さに追加の制限を課す場合があります。target
- ロックスペースに関連付けられたファイルの完全修飾パス。オフセットは、リースがファイル内に保存される場所を指定します。ロックマネージャーがオフセットを必要としない場合は、この値を0
に設定します。