20.16.9.8. マルチキャストトンネル
マルチキャストグループは、仮想ネットワークを表すために使用できます。ネットワークデバイスが同じマルチキャストグループ内にあるゲスト仮想マシンは、複数の物理ホスト物理マシンにまたがって存在する場合でも、相互に通信します。このモードは、非特権ユーザーとして使用できます。デフォルトの DNS または DHCP に対応せず、発信ネットワークアクセスもありません。外部へのネットワークアクセスを提供するには、ゲスト仮想マシンの 1 つに 2 番目の NIC が必要です。この NIC は、最初の 4 つのネットワークタイプのいずれかに接続し、適切なルーティングを提供します。マルチキャストプロトコルは、user mode linux ゲスト仮想マシンが使用するプロトコルと互換性があります。使用するソースアドレスは、マルチキャストアドレスブロックからのものである必要があることに注意してください。マルチキャストトンネルは、マネジメントツールを使用して interface type を操作し、これを
mcast
に設定/作成されます。そして、mac アドレスおよびソースアドレスを提供します。結果は、ドメイン XML に加えられた変更に表示されます。
図20.45 デバイス - ネットワークインターフェイス - マルチキャストトンネル
... <devices> <interface type='mcast'> <mac address='52:54:00:6d:90:01'> <source address='230.0.0.1' port='5558'/> </interface> </devices> ...