20.17. サウンドデバイス
仮想サウンドカードは、sound 要素を使用してホスト物理マシンに接続できます。
図20.64 仮想サウンドカード
... <devices> <sound model='es1370'/> </devices> ...
sound 要素には、必須の属性
model
が 1 つあります。これは、実際のサウンドデバイスをエミュレートするものを指定します。有効な値は、基本となるハイパーバイザーに固有のものですが、一般的な選択肢は 'es1370'
、'sb16'
、'ac97'
、および 'ich6'
です。また、ich6 モデルセットを持つ sound 要素には、さまざまなオーディオコーデックをオーディオデバイスに割り当てるためのオプションの codec
サブ要素を追加できます。指定しない場合は、再生および録画を許可するために、デフォルトのコーデックが割り当てられます。有効な値は 'duplex'
(ラインインおよびラインアウトをアドバタイズ) および 'micro'
(スピーカーおよびマイクをアドバタイズ) です。
図20.65 サウンドデバイス
... <devices> <sound model='ich6'> <codec type='micro'/> <sound/> </devices> ...
各サウンド要素には、オプションのサブ要素
<address>
があります。このサブ要素は、デバイスを特定の PCI スロットに接続できます (上記を参照)。