18.7.2. ルーティングモード
このセクションでは、ルーテッドモードに関する情報を提供します。
DMZ
セキュリティー上の理由から、1 つ以上のノードが制御されたサブネットワークに配置されているネットワークを検討してください。このような特別なサブネットワークのデプロイメントは一般的な慣例であり、サブネットワークは DMZ と呼ばれています。このレイアウトの詳細は、以下の図を参照してください。
図18.8 サンプルの DMZ 設定
通常、DMZ のホスト物理マシンは、WAN (外部) ホスト物理マシンおよび LAN (内部) ホスト物理マシンにサービスを提供します。これは複数の場所からアクセスできる必要があり、この場所はセキュリティーおよび信頼レベルに基づいて異なる方法で制御および操作されるため、ルーティングモードはこの環境に最適な設定になります。
仮想サーバーのホスト
それぞれが 2 つの物理ネットワーク接続のある複数のホスト物理マシンを持つ仮想サーバーホスティング会社について考えてみます。管理とアカウンティングにはいずれかのインターフェイスが使用されており、もう 1 つは仮想マシンによる接続用です。各ゲストには独自のパブリック IP アドレスがありますが、ホストの物理マシンはプライベート IP アドレスを使用するため、ゲストの管理は内部管理者しか行えません。このシナリオを理解するには、以下の図を参照してください。
図18.9 仮想サーバーホスティングのサンプル設定