20.8. NUMA ノードのチューニング
従来の管理ツールを使用して NUMA ノードの調整が行われると、次のドメイン XML パラメーターが有効になります。
図20.10 NUMA ノードのチューニング
> <domain> ... <numatune> <memory mode="strict" nodeset="1-4,^3"/> </numatune> ... </domain>
すべてオプションですが、ドメイン XML のこのセクションのコンポーネントは次のとおりです。
要素 | 説明 |
---|---|
<numatune> | ドメインプロセスの NUMA ポリシーを制御することにより、NUMA ホストの物理マシンのパフォーマンスを調整する方法を説明します。 |
<memory> | NUMA ホストの物理マシンでドメインプロセスにメモリーを割り当てる方法を指定します。これにはいくつかのオプション属性が含まれます。属性 mode は、interleave 、strict 、または preferred のいずれかです。値が指定されていない場合、デフォルトは strict に設定されます。属性 nodeset は、要素 <vcpu> の属性 cpuset と同じ構文を使用して、NUMA ノードを指定します。属性placement は、ドメインプロセスのメモリー配置モードを示すために使用できます。その値は、static または auto のいずれかになります。属性 <nodeset> が指定されている場合、デフォルトで <vcpu> または static の <placement> になります。auto は、ドメインプロセスが numad のクエリーから返されたアドバイザリーノードセットからのみメモリーを割り当てることを示し、属性 nodeset の値が指定されている場合は無視されます。vcpu の属性 placement が auto で、<numatune> が指定されていない場合は、<placement> auto と mode strict のデフォルトの numatune が暗黙的に追加されます。 |