1.4. 初期管理者ユーザーの作成
初期管理者ユーザーは、ローカル接続 (localhost) を使用してアクセスする Web フロントエンドを使用して作成できます。代わりに、環境変数を使用してこのユーザーを作成することもできます。初期管理者ユーザー名は KEYCLOAK_ADMIN= <username>
、初期管理者パスワードは KEYCLOAK_ADMIN_PASSWORD= <password>
を設定します。
Red Hat build of Keycloak は、初回起動時にこれらの値を解析して、管理者権限を持つ最初のユーザーを作成します。管理者権限を持つ最初のユーザーが存在する場合は、管理コンソールまたはコマンドラインツール kcadm.[sh|bat]
を使用して追加のユーザーを作成できます。
初期管理者がすでに存在し、起動時に環境変数がまだ存在している場合は、初期管理者の作成が失敗したことを示すエラーメッセージがログに表示されます。Red Hat build of Keycloak はこの値を無視し、正しく起動します。