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2.4. キューに入れる要求の数の制限

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実稼働環境では、過負荷状態から保護して、可能な限り多くの有効な要求に応答し、状況が正常に戻ったときに通常の操作を継続できるようにする必要があります。これを実現する 1 つの方法は、特定のしきい値に達したときに追加の要求を拒否することです。

負荷制限は、環境内のロードバランサーを含むすべてのレベルで実装する必要があります。さらに、Red Hat build of Keycloak には、すぐに処理できないためキューに入れる必要がある要求の数を制限する機能があります。デフォルトでは制限は設定されていません。オプション http-max-queued-requests を設定すると、キューに入れる要求の数を、環境に合わせて特定のしきい値に制限できます。この制限を超える要求には、即時に 503 Server not Available 応答が返されます。

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