第2章 クラスターのトラブルシューティング
MicroShift クラスターのトラブルシューティングを開始するには、まずクラスターのステータスにアクセスします。
2.1. クラスターのステータスの確認 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
MicroShift クラスターのステータスを確認したり、アクティブな Pod を確認したりできます。次の手順では、クラスターのステータスを確認するために使用できる各種コマンドを示します。必要に応じて 1 つ、2 つ、またはすべてのコマンドを実行し、クラスターのトラブルシューティングに必要な情報を取得できます。
手順
次のコマンドを実行して、クラスターのステータスを返すシステムステータスを確認します。
sudo systemctl status microshift
$ sudo systemctl status microshift
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow MicroShift の起動に失敗した場合、このコマンドは前回の実行からのログを返します。
正常な出力の例
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow オプション: 次のコマンドを実行して包括的なログを取得します。
sudo journalctl -u microshift
$ sudo journalctl -u microshift
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 注記systemd
ジャーナルサービスのデフォルト設定では、データは揮発性ディレクトリーに保存されます。システムの再起動後もシステムログを保持するには、ログの保持を有効にし、最大ジャーナルデータサイズの制限を設定します。オプション: MicroShift が実行中の場合は、次のコマンドを入力してアクティブな Pod のステータスを確認します。
oc get pods -A
$ oc get pods -A
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 注記この出力例は、基本的な MicroShift を示しています。オプションの RPM をインストールしている場合は、それらのサービスを実行している Pod のステータスも出力に表示されるはずです。