24.7. プロジェクトごとにクォータの割り当て
プロジェクトごとにクォータを割り当てることができます。
前提条件
- プロジェクトクォータがファイルシステムで有効になっている。
手順
プロジェクトが制御するディレクトリーを
/etc/projectsに追加します。たとえば、以下は一意の ID が 11 の/var/logパスを/etc/projectsに追加します。プロジェクト ID には、プロジェクトにマッピングされる任意の数値を指定できます。echo 11:/var/log >> /etc/projects
# echo 11:/var/log >> /etc/projectsCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow /etc/projidにプロジェクト名を追加して、プロジェクト ID をプロジェクト名にマップします。たとえば、以下は、前のステップで定義されたようにLogsというプロジェクトをプロジェクト ID 11 に関連付けます。echo Logs:11 >> /etc/projid
# echo Logs:11 >> /etc/projidCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 必要な制限を設定します。
edquota -P 11
# edquota -P 11Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 注記プロジェクトは、プロジェクト ID (この場合は
11)、または名前 (この場合はLogs) で選択できます。quotaonを使用して、クォータの強制適用を有効にします。クォータ強制適用の有効化 を参照してください。
検証
プロジェクトのクォータが設定されていることを確認します。
quota -vP 11
# quota -vP 11Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 注記プロジェクト ID またはプロジェクト名のいずれかで検証できます。
詳細は、システム上の
edquota(8)、projid(5)、およびprojects(5)man ページを参照してください。