1.7. ネットワークファイルシステム
ネットワークファイルシステム (クライアント/サーバーファイルシステムとも呼ばれます) は、共有サーバーに保存されているファイルへのアクセスをクライアントシステムに提供するものです。これにより、複数のシステムの、複数のユーザーが、ファイルやストレージリソースを共有できます。
このようなファイルシステムは、ファイルシステムのセットを 1 つ以上のクライアントにエクスポートする、1 つ以上のサーバーから構築されます。クライアントノードは、基盤となるブロックストレージにはアクセスできません。その代わりに、より高度なアクセス制御を可能にするプロトコルを使用してストレージとやり取りします。
- 利用可能なネットワークファイルシステム
- RHEL のお客様にとって最も一般的なクライアント/サーバーファイルシステムは、ネットワークファイルシステム (NFS) です。RHEL は、ネットワーク経由でローカルファイルシステムをエクスポートする NFS サーバーコンポーネントと、このようなファイルシステムをインポートする NFS クライアントの両方を提供します。
- RHEL には、Common Internet File System (CIFS) クライアントも組み込まれています。これにより、広く普及している Microsoft Server Message Block (SMB) ファイルサーバーに対応し、Windows との相互運用性を実現します。ユーザー空間 Samba サーバーは、RHEL サーバーから Microsoft SMB サービスを使用する Windows クライアントを提供します。