18.3. 共有マウントポイントの複製の作成
マウントポイントを共有マウントとして複製します。複製後に、元のディレクトリーまたは複製にマウントしたファイルシステムは、他方のマウントポイントに常に反映されます。
手順
元のマウントポイントから仮想ファイルシステム (VFS) ノードを作成します。
# mount --bind original-dir original-dir元のマウントポイントを共有としてマークします。
# mount --make-shared original-dirあるいは、選択したマウントポイントとその下のすべてのマウントポイントのマウントタイプを変更する場合は、
--make-sharedではなく、--make-rsharedオプションを使用します。複製を作成します。
# mount --bind original-dir duplicate-dir
例18.2 共有マウントポイントとして /mnt に /media を複製
/media ディレクトリーと /mnt ディレクトリーが同じコンテンツを共有するようにするには、次の手順を行います。
/mediaディレクトリーから VFS ノードを作成します。# mount --bind /media /media/mediaディレクトリーを共有としてマークします。# mount --make-shared /mediaそのコピーを
/mntに作成します。# mount --bind /media /mntこれで、
/media内のマウントが/mntにも現れていることを確認できます。たとえば、CD-ROM ドライブに空でないメディアがあり、/media/cdrom/ディレクトリーが存在する場合は、以下のコマンドを実行します。# mount /dev/cdrom /media/cdrom # ls /media/cdrom EFI GPL isolinux LiveOS # ls /mnt/cdrom EFI GPL isolinux LiveOS同様に、
/mntディレクトリーにマウントされているファイルシステムが/mediaに反映されていることを確認することもできます。たとえば、/dev/sdc1デバイスを使用する、空でない USB フラッシュドライブをプラグインしており、/mnt/flashdisk/ディレクトリーが存在する場合は、次のコマンドを実行します。# mount /dev/sdc1 /mnt/flashdisk # ls /media/flashdisk en-US publican.cfg # ls /mnt/flashdisk en-US publican.cfg