1.4. 仮想管理に使用するツールおよびインターフェイス
RHEL 9 の仮想化は、コマンドラインインターフェイス (CLI) または複数のグラフィカルユーザーインターフェイス (GUI) を使用して管理できます。
コマンドラインインターフェイス
CLI は、RHEL 9 で仮想化を管理する最も強力な方法です。仮想マシン (VM) 管理用の CLI コマンドでは、以下のものがよく知られています。
virsh - 指定した引数に応じて、多種多様な目的を持つ多目的仮想コマンドラインユーティリティーおよびシェル。以下に例を示します。
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仮想マシンの起動およびシャットダウン -
virsh start
およびvirsh shutdown
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利用可能な仮想マシンのリスト表示 -
virsh list
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設定ファイルからの仮想マシンの作成 -
virsh create
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仮想化シェルの入力 -
virsh
詳細は、
virsh(1)
man ページを参照してください。-
仮想マシンの起動およびシャットダウン -
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virt-install
- 新しい仮想マシンを作成する CLI ユーティリティー。詳細は、virt-install(1)
man ページを参照してください。 -
virt-xml
- 仮想マシンの設定を編集するユーティリティー。 -
guestfish
- 仮想マシンのディスクイメージを調べ、修正するユーティリティー。詳細は、guestfish(1)
man ページを参照してください。
グラフィカルユーザーインターフェイス
以下の GUI を使用して、RHEL 9 で仮想化を管理できます。
RHEL 9 の Web コンソール (Cockpit とも呼ばれています) は、仮想マシンおよび仮想化ホストの管理用に、リモートからアクセスでき、簡単に使用できるグラフィカルユーザーインターフェイスを提供します。
Web コンソールを使用した基本的な仮想化管理の手順については、Managing virtual machines in the web console を参照してください。