13.3. Web コンソールを使用した仮想マシンのスナップショットの作成
仮想マシン (VM) の状態をスナップショットに保存するには、RHEL Web コンソールを使用できます。
前提条件
RHEL 9 Web コンソールがインストールされている。
手順は、Web コンソールのインストールおよび有効化 を参照してください。
- ホストが RHEL 9.4 以降を使用している。
- Web コンソールの仮想マシンプラグインが システムにインストールされている。
仮想マシンがファイルベースのストレージを使用している。この条件を満たしていることを確認するには、次の手順を実行します。
- Web コンソールの Virtual machines インターフェイスで、スナップショットを作成する仮想マシンをクリックします。
- 管理概要の Disks ペインで、リストされているデバイスの Source 列を確認します。ソースが表示されているすべてのデバイスで、このソースが File である必要があります。
手順
RHEL 9 Web コンソールにログインします。
詳細は、Web コンソールへのログイン を参照してください。
Web コンソールの Virtual machines インターフェイスで、スナップショットを作成する仮想マシンをクリックします。
仮想マシンの管理概要が開きます。
-
管理概要の Snapshots ペインで、
Create snapshot
ボタンをクリックします。 - スナップショットの名前を入力し、必要に応じて説明を入力します。
-
Create
をクリックします。
検証
- スナップショットの作成が成功したことを確認するには、スナップショットが仮想マシンの Snapshots ペインに表示されていることを確認します。
スナップショットが 外部 として作成されたことを確認します。これを行うには、ホストのコマンドラインインターフェイスで次のコマンドを使用します。
# virsh snapshot-dumpxml <Testguest1> <Snapshot1> | grep external <disk name='vda' snapshot='external' type='file'>
このコマンドの出力に
snapshot='external'
が含まれている場合、スナップショットは外部スナップショットであり、Red Hat によってサポートされます。