19.8. systemd.automount とマウントユニットを使用してファイルシステムを必要に応じてマウントする
マウントポイントがマウントユニットによって定義されている場合、automount systemd ユニットを使用して、ファイルシステムを必要に応じてマウントします。マウントごとに自動マウントユニットを追加して有効にする必要があります。
手順
マウントユニットを作成します。以下に例を示します。
mount-point.mount [Mount] What=/dev/disk/by-uuid/f5755511-a714-44c1-a123-cfde0e4ac688 Where=/mount/point Type=xfs
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マウントユニットと同じ名前で、拡張子が
.automount
のユニットファイルを作成します。 ファイルを開き、
[Automount]
セクションを作成します。Where=
オプションをマウントパスに設定します。[Automount] Where=/mount/point [Install] WantedBy=multi-user.target
システムが新しい設定を登録するように、新しく作成されたユニットをロードします。
# systemctl daemon-reload
代わりに、自動マウントユニットを有効にして起動します。
# systemctl enable --now mount-point.automount
検証
mount-point.automount
が実行されていることを確認します。# systemctl status mount-point.automount
自動マウントされたディレクトリーに目的のコンテンツが含まれていることを確認します。
# ls /mount/point
関連情報
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システム上の
systemd.automount(5)
およびsystemd.mount(5)
man ページ - systemd の管理