2.3. storage RHEL システムロールを使用してファイルシステムを永続的にマウントする
Ansible の例では、storage
ロールを適用して、XFS ファイルシステムを即時かつ永続的にマウントします。
前提条件
- コントロールノードと管理対象ノードの準備が完了している。
- 管理対象ノードで Playbook を実行できるユーザーとしてコントロールノードにログインしている。
-
管理対象ノードへの接続に使用するアカウントに、そのノードに対する
sudo
権限がある。
手順
次の内容を含む Playbook ファイル (例:
~/playbook.yml
) を作成します。--- - hosts: managed-node-01.example.com roles: - rhel-system-roles.storage vars: storage_volumes: - name: barefs type: disk disks: - sdb fs_type: xfs mount_point: /mnt/data mount_user: somebody mount_group: somegroup mount_mode: 0755
-
この Playbook は、ファイルシステムを
/etc/fstab
ファイルに追加し、ファイルシステムを即座にマウントします。 -
/dev/sdb
デバイス上のファイルシステム、またはマウントポイントのディレクトリーが存在しない場合は、Playbook により作成されます。
-
この Playbook は、ファイルシステムを
Playbook の構文を検証します。
$ ansible-playbook --syntax-check ~/playbook.yml
このコマンドは構文を検証するだけであり、有効だが不適切な設定から保護するものではないことに注意してください。
Playbook を実行します。
$ ansible-playbook ~/playbook.yml
関連情報
-
/usr/share/ansible/roles/rhel-system-roles.storage/README.md
ファイル -
/usr/share/doc/rhel-system-roles/storage/
ディレクトリー