2.2. storage RHEL システムロールを使用してファイルシステムを永続的にマウントする


Ansible Playbook の例では、storage ロールを使用して既存のファイルシステムを永続的にマウントします。これにより、適切なエントリーを /etc/fstab ファイルに追加することで、ファイルシステムがすぐに利用でき、永続的にマウントされるようになります。これにより、ファイルシステムは再起動後もマウントされたままになります。/dev/sdb デバイス上のファイルシステム、またはマウントポイントのディレクトリーが存在しない場合は、Playbook により作成されます。

前提条件

手順

  1. 次の内容を含む Playbook ファイル (例: ~/playbook.yml) を作成します。

    ---
    - name: Manage local storage
      hosts: managed-node-01.example.com
      tasks:
        - name: Persistently mount a file system
          ansible.builtin.include_role:
            name: rhel-system-roles.storage
          vars:
            storage_volumes:
              - name: barefs
                type: disk
                disks:
                  - sdb
                fs_type: xfs
                mount_point: /mnt/data
                mount_user: somebody
                mount_group: somegroup
                mount_mode: 0755

    Playbook で使用されるすべての変数の詳細は、コントロールノードの /usr/share/ansible/roles/rhel-system-roles.storage/README.md ファイルを参照してください。

  2. Playbook の構文を検証します。

    $ ansible-playbook --syntax-check ~/playbook.yml

    このコマンドは構文を検証するだけであり、有効だが不適切な設定から保護するものではないことに注意してください。

  3. Playbook を実行します。

    $ ansible-playbook ~/playbook.yml

関連情報

  • /usr/share/ansible/roles/rhel-system-roles.storage/README.md ファイル
  • /usr/share/doc/rhel-system-roles/storage/ ディレクトリー
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