7.4. parted でパーティションの削除
parted
ユーティリティーを使用すると、ディスクパーティションを削除して、ディスク領域を解放できます。
パーティションを削除すると、そのパーティションに保存されているすべてのデータが削除されます。
手順
インタラクティブな
parted
シェルを起動します。# parted block-device
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block-device を、パーティションを削除するデバイスへのパス (例:
/dev/sda
) に置き換えます。
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block-device を、パーティションを削除するデバイスへのパス (例:
現在のパーティションテーブルを表示して、削除するパーティションのマイナー番号を確認します。
(parted) print
パーティションを削除します。
(parted) rm minor-number
- minor-number を、削除するパーティションのマイナー番号に置き換えます。
このコマンドを実行すると、すぐに変更の適用が開始されます。
パーティションテーブルからパーティションが削除されたことを確認します。
(parted) print
parted
シェルを終了します。(parted) quit
パーティションが削除されたことをカーネルが登録していることを確認します。
# cat /proc/partitions
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パーティションが存在する場合は、
/etc/fstab
ファイルからパーティションを削除します。削除したパーティションを宣言している行を見つけ、ファイルから削除します。 システムが新しい
/etc/fstab
設定を登録するように、マウントユニットを再生成します。# systemctl daemon-reload
スワップパーティション、または LVM の一部を削除した場合は、カーネルコマンドラインからパーティションへの参照をすべて削除します。
アクティブなカーネルオプションを一覧表示し、削除されたパーティションを参照するオプションがないか確認します。
# grubby --info=ALL
削除されたパーティションを参照するカーネルオプションを削除します。
# grubby --update-kernel=ALL --remove-args="option"
アーリーブートシステムに変更を登録するには、
initramfs
ファイルシステムを再構築します。# dracut --force --verbose
関連情報
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システム上の
parted(8)
man ページ