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第18章 ファイルシステムの永続的なマウント

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システム管理者は、ファイルシステムを永続的にマウントして、非リムーバブルストレージを設定できます。

18.1. /etc/fstab ファイル

/etc/fstab 設定ファイルを使用して、ファイルシステムの永続的なマウントポイントを制御します。/etc/fstab ファイルの各行は、ファイルシステムのマウントポイントを定義します。

空白で区切られた 6 つのフィールドが含まれています。

  1. /dev ディレクトリーの永続的な属性またはパスで識別されるブロックデバイス。
  2. デバイスがマウントされるディレクトリー。
  3. デバイス上のファイルシステム。
  4. ファイルシステムのマウントオプション。これには、ブート時にデフォルトオプションでパーティションをマウントする defaults オプションが含まれます。マウントオプションフィールドは、x-systemd.option 形式の systemd マウントユニットオプションも認識します。
  5. dump ユーティリティーのオプションのバックアップを作成します。
  6. fsck ユーティリティーの順序を確認します。
注記

systemd-fstab-generator は、エントリーを /etc/fstab ファイルから systemd-mount ユニットに動的に変換します。systemd-mount ユニットがマスクされていない限り、systemd は手動アクティベーション中に /etc/fstab から LVM ボリュームを自動マウントします。

注記

ファイルシステムのバックアップに使用される dump ユーティリティーは RHEL 9 で削除され、EPEL 9 リポジトリーで利用できます。

例18.1 /etc/fstab/boot ファイルシステム

ブロックデバイスマウントポイントファイルシステムオプションバックアップチェック

UUID=ea74bbec-536d-490c-b8d9-5b40bbd7545b

/boot

xfs

defaults

0

0

systemd サービスは、/etc/fstab のエントリーからマウントユニットを自動的に生成します。

関連情報

  • システム上の fstab(5) および systemd.mount(5) man ページ
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