5.7.2. 判別ロジック
判別ボリュームでは、ファイル操作が許可されているかは、ボリューム内のブリックの現在の状態によります。以下の表は、考えられるすべてのボリュームの状態での判別動作を示しています。
ボリュームの状態 | 判別動作 |
---|---|
すべてのブリックが利用可能です | すべてのファイル操作は許可されました。 |
arbiter および 1 データブリックが利用可能 |
arbiter が利用可能なデータノードに同意しない場合は、ENOTCONN で書き込み操作は失敗します (正しいブリックは利用できません)。他のファイル操作が許可されます。
arbiter のメタデータが利用可能なデータノードと合意している場合、すべてのファイル操作が許可されます。
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Arbiter ダウン、データブリックが利用可能です | ファイル操作がすべて許可されます。Arbiter の記録が利用可能になると修復されます。 |
利用可能なのは 1 つのブリックだけです。 |
すべてのファイル操作は ENOTCONN で失敗します。
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