5.7.2. 判別ロジック


判別ボリュームでは、ファイル操作が許可されているかは、ボリューム内のブリックの現在の状態によります。以下の表は、考えられるすべてのボリュームの状態での判別動作を示しています。
表5.2 現在のボリュームの状態に許可される操作
ボリュームの状態判別動作
すべてのブリックが利用可能ですすべてのファイル操作は許可されました。
arbiter および 1 データブリックが利用可能
arbiter が利用可能なデータノードに同意しない場合は、ENOTCONN で書き込み操作は失敗します (正しいブリックは利用できません)。他のファイル操作が許可されます。
arbiter のメタデータが利用可能なデータノードと合意している場合、すべてのファイル操作が許可されます。
Arbiter ダウン、データブリックが利用可能ですファイル操作がすべて許可されます。Arbiter の記録が利用可能になると修復されます。
利用可能なのは 1 つのブリックだけです。
すべてのファイル操作は ENOTCONN で失敗します。
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.