6.3.3.8. NFS-Ganesha 用 Readdir パフォーマンスのチューニング


NFS-Ganesha プロセスは、インスタンス内のディレクトリーのコンテンツ全体を読み取ります。このディレクトリーの並列操作は、readdir 操作が完了するまで一時停止されます。Red Hat Gluster Storage 3.5 では、Dir_Chunk パラメーターにより、インスタンスのチャンクでディレクトリーコンテンツを読み込むことができます。このパラメーターはデフォルトで有効になります。このパラメーターのデフォルト値は 128 です。このパラメーターの範囲は、1 から UINT32_MAX です。このパラメーターを無効にするには、値を 0 に設定します。

手順6.1 NFS-Ganesha の場合の readdir パフォーマンスの設定

  1. /etc/ganesha/ganesha.conf ファイルを編集します。
  2. CACHEINODE ブロックを見つけます。
  3. ブロック内に Dir_Chunk パラメーターを追加します。
    CACHEINODE {
            Entries_HWMark = 125000;
            Chunks_HWMark = 1000;
            Dir_Chunk = 128; # Range: 1 to UINT32_MAX, 0 to disable
    }
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  4. ganesha.conf ファイルを保存して、すべてのノードで NFS-Ganesha サービスを再起動します。
    # systemctl restart nfs-ganesha
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